夜泣きの絶望感と孤独感から、私を救ってくれたとあるもの
- oyakokangaroo
- 7月4日
- 読了時間: 2分
夜、起きなくてはいけない時の絶望感と孤独感
子どもが生まれて間もない頃。夜中、泣き声が聞こえるたびに、暗い部屋の中で重たい体をなんとか起こし、子どものお世話をしていました。
一晩に何度も。眠っている他の家族の気配を感じながら、なんとか起き上がり、赤ちゃんの世話をする。文章にするとそれだけのことなのに、疲労困憊、睡眠不足、産後のホルモンの影響で、強い絶望感と孤独感を感じていました。
「これ、いつまで続くんだろう」「私、今すごく独りぼっちかもしれない」ある夜、耐えられないほどになりました。
耐え切れず、スマホを手に取った
「授乳をする時はスマホやテレビなどは見ず、赤ちゃんを見てくださいね」
産院で聞いたその言葉が頭に残っていました。
そのため罪悪感はありつつも、しかし何かせずにはいられずスマホを手に取り、Twitterに書き込みました。
『夜泣きで起きたけど、なんか世界に私しか起きてない気がする(笑)』
友人知人も見ているため、深刻なことは書くわけにはいかず、少しちゃかしてそんなことを書きました。
ふと届いた、軽い一言
お世話を終えてふと再度スマホに目をやると、通知が。海外に赴任中の友人からでした。
『こっち昼だから普通に仕事してるよー笑』
それだけの軽い返信でした。でもなぜか、ふっと肩の力が抜けて、くすりと笑えました。
不思議なことに、次の日からは、少しだけ気持ちが軽くなっていました。
私を救った「話してもいい」「聞いてもらえた」という想い
深刻さをストレートに出せたわけでないものの、ほんの少しでも気持ちを出せて、それを誰かが受け取ってくれたこと。それが、私にはとても大きな支えになりました。
「聴いてもらうこと」の力を、今までもカウンセリングや日常生活の中で十分に感じていたはずなのに、改めてその強さを感じました。
同じように、子育ての中で孤独を感じている方へ
子育てはかけがえのない時間である一方で、毎日が本当に大変です。眠れない、泣き止まない、イライラして自己嫌悪になる――そんな日もあります。
そんな気持ちを抱える親御さんを、今度は私が支えたい。当時の私のように、どうしようもない夜を過ごしている方がいたら、24時間いつメッセージを送っていただいても構いません。そんな相談室を作りました。
いつでもお気軽にご連絡ください。ご相談お待ちしています。
